山斜面に作られた露天風呂~お風呂の王様港南台店
スーパー銭湯の印象が強い「お風呂の王様」だが、港南台店にいってびっくり。公式サイトに書かれていた「竹林に囲まれた斜面に広がる露天風呂の中にある、広々としたお風呂。周りが自然に囲まれているので、まるで温泉地に来たような気分に」、まさにその通り!
場所は高速道路のすぐ脇で、近くには日野ICも。
そして高速道路とは反対側は山になっており、太くて丈も長い立派な竹がゆさゆさと。
フロントは三階。
入ると入館券の自動販売機がある。
会員価格は一般価格より100円安い。会員カード取得は100円で、フロントに言えば特に申込書の記載などもなくすぐ発行してくれるので、2回以上くる可能性があるなら会員になっておこう。
フロント。
訪れたのが2020年6月5日で、営業再開してからも間もない時期。
カウンターはビニールでしっかり覆われ、手首で検温する非接触の体温計で体温チェックが行われた。新型コロナウイルス対策が徹底されているのは安心する。
フロント前。
子供が遊べるスペースがあり、小さな物販スペースもある。おつまみによさそうなものがいろいろ並べられていた。
コミックコーナー。
あと写真撮りそびれたが、ヘアカットサロン、ボディケアの部屋などがある。
浴室に向かう通路の裏側に、パーテーション付きのリクライニングチェアが並べられ、休憩スペースになっている。
奥には有料の無重力体験できるチェアも。
お食事処「なみなみ汀」。
うどんが美味しそう。
夜なのでちょっと写真ではわかりにくいと思うが、ぐるり大きなガラスで囲まれた天井の高い開放的な空間だ。
館内マップ。
1階と2階はすべて駐車場になっているようだ。
そして浴室へ。
温泉になっているのは露天風呂で、ここで掘っているのではなくどうやら海老名から運んでいるよう。海老名にもお風呂の王様があるので、そこからなのかもしれない。
湯船種類は非常に多く、露天風呂が特にいい。
露天風呂は山の斜面に作られており、奥の湯船に進むほど高い場所となった階段状。メインの湯船の間には湯が流れる滝もあり風情ある。
高速道路と山に挟まれた立地なこともあり、露天風呂にも目隠しの柵などは一切なく、目の前には山斜面の竹林が広がる。
横浜市内にいることを忘れそうだ。
露天風呂にはさらに低温のサウナ「釜風呂」や、超音波で白濁した「絹の湯」、壺湯なども。
口コミを見ると、人気ありすぎて混んでおり落ち着いて入れないなんて声もあったが、私が訪れた時は新型コロナウイルス警戒もあるのだろう、人は非常に少なく快適だった。
内湯にはジェットバスや高濃度炭酸泉などが。
高濃度炭酸泉は、しばらく浸かっているだけで身体がしっかり暖まる。
ちなみにエレベーターのボタン横に設置された綿棒マット。
一瞬「これで何を消毒するの?」と思考停止してしまったが、新型コロナウイルス感染防止のための施策のひとつで、ボタンを押す時に指の代わりに使うもの。一回ごとの使い捨てになっていた。
しばらくは、日帰り温泉施設も客足は遠のいたままかもしれないが、平日夜などであれば人も少なく、施設側も対策をいろいろ行っている。
旅行もしばらく行けない中、広い露天風呂があるこんな施設でリラックスした時間を過ごしてみるのもいいのではないだろうか。




























