ホテル地下の温泉大浴場~天然温泉新横浜温泉
日産スタジアムで横浜マリノス─FC東京の試合を見た帰途、JR新横浜駅に向かう途中で見つけたのがここ。12月に入ってから一番の冷え込みの日で、厚着をしてなかった自分は身体の芯まで凍り付いていた。
そんなわけで、無条件に飛び込んだ。
ここはJR新横浜駅から徒歩3分くらいの場所にあるホテル「新横浜フジビューホテル」の中。
西館の地下が温泉を汲み上げた大浴場になっていて、宿泊者以外でも利用可能。
「一般ゲスト」の料金は、温泉だけだと1,500円。岩盤浴もセットにすると2,500円。
スマホからネット検索したところ、特に休憩スペースやお食事処などもない割にはちょっとお高めかなと思ったのだが、他の温泉となると電車やバスを乗り継いでいかないといけないところが多いのでここにした。
コンクリート打ちっぱなしの階段を下りて地下へ。
手前が受付カウンターで、通路の奥に籐の椅子と丸テーブルを並べたスペースがあり、あとは男女浴室があるだけの、施設としてはかなりシンプルなところ。
ホテルの大浴場そのものだ。
浴室へ。
ロッカーの数も36個だけで、基本的には宿泊者用という規模なのかもしれない。
洗い場の数もそれほどないが、利用者もそれほど多くないので不便なことは全くなかった。
間で2つに仕切られた広い浴槽。
お湯はちょっとしょっぱい琥珀色のもので、地下1500mから汲み上げた古代化石海水とのこと。
地下なので、これ以外の露天風呂などもないが、人も少ないので落ち着いて入れるのがいい。
他にはサウナが1つに、ガラスで仕切ってチェアが置かれた休憩スペースがあった。
温泉─サウナ─休憩スペースをぐるぐるまわっている人もいたので真似してみたところ、凍てついていた身体はしっかり解凍でき、ぽかぽかとよく温まった。
岩盤浴やエステはまた別のフロアになっており見ることはできなかったが、そちらも利用しようとしてスタッフから説明を聞いている宿泊者もいた。
休憩スペースも、通路の一角に置かれた椅子とテーブルだけなので、これで1,500円だと少し高く感じてしまうかなという気はするが、日産スタジアムの帰りなどに身体をしっかり温めるにはいい場所だと思う。